<カロリーアンサーの特徴>
近赤外線分光分析法は、1100㎚~2200㎚ の広範囲波長の近赤光を測定対象物へ照射し、分子振動と光波長の吸収減衰による、透過光・反射光をセンサーにて感知したデータを、弊社独自の解析ソフトにて、栄養成分を数値化することを可能としている。
カロリーアンサーで測定可能項目は、熱量(Kcal)・たんぱく質(g)脂質(g)炭水化物(g)水分(g)アルコール(g)アルコール(%)を約3分間にて測定することが可能である。
他に塩分計を接続することによって、食塩相当量(g)ナトリウム(㎎)の測定値を、パソコンにて一括管理が可能である。
測定精度向上のために、日本食品標準成分表七訂の分類に合わせ、測定モードを大分類し、さらに食品を構成する成分含有量の特徴に合わせ、小分類化した測定モードを設定することにより、産地や季節、生産環境による違いを精度よく測定することを可能にしている。
一般的に日本食品標準成分表七訂を用いた場合、上記のような差を見出すことは不可能であり、差別化された商品の付加価値を見出すことはできない 。
<比較表>
カロリーアンサー | 理化学分析 | 栄養士 | 光品質チェッカー | 食育SATシステム | e-BASE・ 食品大目付そうけんくん | |
測定方法 | 近赤外線 分光分析法 |
試薬や計測機器にて物理量を分析算出 | データベース 参照値積算 |
近赤外線 分光分析法 |
サンプル品 データ積算 |
データベース 参照値積算 |
測定者 | 誰でも可能 | 専門家 | 専門家 | 設定必要 | 誰でも可能 | 専門知識要 |
工程 | 装置に食品を入れるだけ | 専門分析機関に食品サンプルを送付 | 食品レシピを基に 各食材別に分量を 計測し算出・積算 |
製造ライン サンプリング |
多量の食品サンプルから選択必要 | 食品レシピデータの入力必要 |
時間 | 約3分~10分 | 約2週間 | 約10分~120分 | 数秒 | 約3~5分 | 約10分~30分 |
測定対象 | 調理前・調理後 | 調理前・調理後 | 調理前 | 調理後 | ||
メリット | ・時間と手間がかからない ・調理法、生産地などのカロリー変動要因に左右されない |
・食品に対して 唯一の公定法 |
調理前レシピにて 計算可能 |
・定量測定器 ・良否判定機 |
誰でも目視で 食品サンプルを 選択できる |
栄養に関する 知識不要 |
デメリット | 炭酸などの前処理に時間が掛かる場合がある | ・時間が掛かる ・コストが高い ・炭水化物は計算値 |
・調理法、生産地など変動要因に対応不可 ・食品の残渣の計算不可 |
・測定結果は 製品%表現 ・検量線データ作成が必要 |
・食品サンプル数が莫大 正しい数値を求めることは出来ない |
・データベースを利用する知識が必要 ・調理法、生産地など変動要因に対応不可 |
価格 | オープン価格 | 600万円~ | 400万円~ | 70万円・400万円 |