• カロリーアンサーで使う近赤外線は、人や食品に大丈夫ですか?

    カロリーアンサーは近赤外線(1100㎚~2200㎚)という、健康光線を使って測定します。
    危険な試薬も使わず複雑な工程もありません。

    食品をフードプロセッサーで、チャーハン状に均一粉砕したものを、測定専用容器(セル)によそおって測定します。
    近赤外線は食品の表面から、3~5mmの情報を取得してるとされますが、確認できる機器がないため証明はできません。

    測定に使った食品に、温度変化も組成変化も起こらないので、食べても大丈夫ですが、マズイのでおすすめしません。

    乾燥させてペットフードか、醗酵させて園芸肥料として利用するのがいいかもしれません。

  • 「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」に改定されましたが、「カロリーアンサー」は対応していますか?

    2015年12月に「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」が発表されましたが、従前と内容が全く違うわけではありませんので問題ありません。

    これまでの「五訂増補日本食品標準成分表」の原材料の内容に最近の調理方法に関する情報が付加された物になります。

    また、表の並びが変わった事が特長です。

  • カロリーアンサーの、日常の点検はどのように行えば良いですか?

    【カロリーアンサー CA-HNの場合】

    始業前点検としては、暖機運転終了後、基準セルを検査1モードにて測定を行い、一定の測定値である事を確認します。
    また、一定の品物(成分が判明しているもの)を始業前点検として測定することで機器に異常がないかを確認することができます。
    注意点として、腐敗や乾燥によって数値が変化しますので、保管には注意が必要です。

    【カロリーアンサー CA-HMの場合】

    始業前点検としては、暖機運転終了後、検査1(反射)モードにて、カロリーメイトR(チーズ味)を測定し、一定の数値である事を確認します。
    また、検査2(透過)モードにて、カロリーメイトR(コーヒー味)を測定し、一定の数値であることを確認します。

    *カロリーメイト(CalorieMate)は、大塚製薬株式会社の登録商標です。

  • カロリーアンサー導入メリット、費用対効果はどうですか?

    ご導入企業様ごとに、ご活用シーンが異なるため一様にお答えは出来ませんが、導入して失敗をしたといった声は聞いたことがありません。
    1年に1度はメンテナンス訪問するのですが、その際蓄積されたデータからご利用状況を把握することができますが、予想以上の稼働率に安堵しておるところです。
    何より、僅か3分で栄養成分表示必須5項目を測定できる能力は、新商品開発や品質検査のスピードにおいて、他の方法に追従を許さないものがあります。

    費用対効果は、稼働状況によりますが、今まで外部の分析機関を利用されていたのであれば、単純に月間個数×単価で比較できるので、その差は一目瞭然です。
    導入いただいた大手惣菜企業様で、9人の栄養士さんの仕事が3人で可能になったなどお聞きしてるので、経済的にも間違いなく貢献してると自負しております。
    従来は難しかった、ラインの抜き打ち検査や工場ごとの品質管理のほか、カロリーアンサーが持つポテンシャルを使いこなせば、他社製品との比較化にも生かせます。

    今後の導入方法として、1社単独購入という選択肢以外に、地域の同業他社と共同購入、加盟組合単位での購入など、導入負担の軽減が必要になると思います。

  • カロリーアンサーの測定値は、公的認証が得られないのですか?

    カロリーアンサーは発売から14年、すでに400台以上が、大手食品会社品質管理や大学、分析会社、調理家電会社等にも導入いただき、広く第一線でご使用いただいています。
    ユーザー様の購入決断の決め手は明確です。
    機能の原理説明よりなにより、目前で行われる実機デモ測定値と、所有する公定法分析値との照合の一点にあります。
    測定タイム僅か3分、公定値との測定誤差5%未満、操作に特別技能の必要なし、この計り知れない能力の可能性は、食品業界にとっては革命的な機器と思えます。

    もともと理化学分析では、分析機関ごとの数値誤差は容認されていますが、本当の意味で基準値と言えるのか、業界の中には疑問を抱く人もあります。
    10年以上前、栄養学の大物先生と面談した際「カロリーアンサー測定値が基準値かもしれない」とつぶやかれた言葉を聞いて、心強く確信を強めたものでした。

    さて、公的認証が得られないかの質問のお答えですが、機会あるごとに努力は試みていますが、現状ではなかなか難しいというのが実情です。
    原因はいろいろありますが、類似品のない独占機器であることから、1社による単独申請ではデータ不足を理由に官庁は受け付けにくいようです。

    尚、大学、導入企業、開発会社が共同で「近赤外線栄養成分測定研究会」を設立。定期的に機能の学習や世論喚起に動いているので、今しばらく見守ってください。

  • デリケートな精密機器と思いますが、取り扱いに注意することはありますか?

    今でこそデモ訪問する際は、訪問企業様にデモ機を精密機械輸送便で送りますが、発売当初から数年間は、社用車に積んで日本中を駆け巡りましたが、それが原因で故障したことはありません。

    本当にタフな機器だと何度も感心したものですが、原因は主要部品の制作から組立、検量線の仕込みに至るまで、一貫した自社製造品であることあります。

    設置場所は、作業台と流し場が備わった、電圧の変動と粉塵の少ない部屋であればOK、室温によってウォーミングアップの時間は多少変わりますが、人が作業する温度であれば問題ありません。

  • カロリーアンサーと同じ、近赤外線栄養分析器は他にもありますか?

    実は長い販売歴の中で、一度だけ競合したことがあります。

    四国の大学になりますが、米国製機器との相見積となって、価格面で敗退した経験があります。
    内実は機器本体の価格だけであったようで、肝心の検量線は使用者で作成というオチが付いていました。

    後ほど、検量線の作成依頼の連絡がありましたが、もちろん丁重にお断りしました。
    イヤ-その後、使えない機器をどうされたのか気になりましたが、大学側も勧めた商社も無責任なのには驚きでした。

    国内海外ともに競合するような完成品は見当たりませんが、そのことが普及のブレーキになったり、あらぬ誤解を受けたり、おかげでいろんな経験をしました。

    「世界にさきがけ、なぜ日本で?しかも青森県の零細企業で完成したのか?」「独占商品だから割高ではないのか?」・・・など、いわれなき疑惑の目が注がれているのです。

  • 購入後の点検やメンテナンスについてお聞かせください。

    「保守契約]を締結いただき、契約内容に沿ってサポートを受けていただけます。

    ご購入初年度は、無料サービス期間となりますが、以後は単年度契約でつなぐか、購入時に保守経費も含めた予算取得の場合は、5年契約(サービス1年+4年分)を選択ください。

    初年度から1年に1度は、専任の保守要員が設置場所に訪問して点検整備いたします。その際、ノイズ誤差があれば微調整や消耗部品の交換、修正など入念に点検を行い、作業報告書をお渡しいたします。

    稼働中に故障が起きた場合は、速やかにフリーダイアル「お客様相談室」にお電話ください。状況を確認して訪問修理か、本体をセットバックして修理するかをお知らせいたします。
    セットバックに際しては、保管いただいてる外箱に入れていただき回収させていただきます。できるだけ作業に支障をきたさないよう、交換用の代替え機を準備するように心掛けております。

  • モードの選択を間違った場合、測定数字はかけ離れてしまいますか?

    ハイ、認められた誤差の範囲を超えた、使えない数値と認識ください。

    ヒューマンエラーであれば、気付かないまま利用する可能性もあるので、オペレーターマニュアルの作成をお考え下さい。

    防止対策に、2回確認して測定モードを設定する、声に出して複数で確認し合うなど、ルーチンワークにしてください。

  • 初心者でも測定モードの選択は、適切にできますか?

    長年の開発過程の中で、試行錯誤と改良を重ねた結果、測定精度を極めるために、カテゴライズする方式にたどり着きました。

    測定モード早見表を参考に、モード名称 → 方式 → 分類 → 対象食品と、直感的に選択できるように作成されていますのでご安心ください。

    尚、選択に迷ったら、フリーダイアルの「お客様相談室」にお電話いただければ、いつでも適切なアドバイスが受けられます。

  • カロリーアンサー測定の際、注意することはなんですか?

    1番目は、測定用食品(検体)を、フードプロセッサーで粉砕する加減です。
    なんだ、そんなことかと思われるかもしれませんが、この前処理が測定精度の要となるからです。
    粗すぎると均一に光が当たらないため正確を欠くし、細かすぎると水分が表面に浮いて、照射した光が乱反射を起こし誤差を生じる原因となります。

    2番目は、フードプロセッサーで粉砕した測定用食品(検体)を、測定専用容器(セル)に万遍によそおい均一にセットする「技術?」です。

    3番目は、最適な測定モードの選択をすることです。ここは測定モード早見表で確認いただければ、だれにも出来るよう準備されてるので大丈夫です。

    ※要は注意と言うより慣れ、数回の経験でのみ込めることですが、カロリーアンサーのオペレーターには、この基本的な作業が重要なんですよ。

  • 公定法の理化学分析と、カロリーアンサーの近赤外線分光分析の違いを教えて?

    「化学分析」と「科学分析」

    試薬と数種類の分析機器、裁量を挟んで算出する理化学分析、特定波長で測定する物理分析と伺ったことがあります。

    基準となる理化学分析の数値算出の難しさは、同じ検体を同時に複数の分析機関に出して、得られた数値の誤差を比較して見ればよく分かります。

    反面、近赤外線分光分析法は、カロリーアンサー1台で完結、裁量も挟まないため、同じ検体なら誰が計っても何度測っても、ほぼ同じ数値なのが大きな特徴です。

  • カロリーアンサーの測定値は、栄養表示に使えますか?

    もちろん使えます、そのためにご購入いただいています。

    カロリーアンサー[近赤外線分光分析法]の測定値は、日本食品標準成分表や理化学分析のデータを基に、近赤外線分光分析法によって得られたデータを解析し、測定対象食品その物に含まれる各成分を導き出しています。

    ゆえに、「カロリーアンサー」の測定値は、各データの計算値と捉え、表示の際は「推定値」や「目安」であると伝える事が望まれます。

  • カロリーアンサーで測定出来ないもの、出来にくい食品はありますか?

    海苔単品やイカ墨など光を吸収する黒い食材は苦手です。

    逆に人間に吸収されない糖質(エリスリトール系)は、炭水化物として測定します。

    投入量が記録されていれば、のちほど計算で修正することで解決できます。
    ちなみに理化学分析の場合も、同じプロセスが必要になります。